実績紹介

「2025日本パッケージングコンテスト」において当社の作品が複数入賞!

2025年09月02日 段ボール製品

公益社団法人 日本包装技術協会 主催「2025日本パッケージングコンテスト」において、当社関連のパッケージが入賞しました。

「日本パッケージングコンテスト」は、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の最高峰と優秀群を決定するもので、今年度も当社が製作・考案に関わった作品が入賞いたしました。

テクニカル包装賞
「ころピタカートン」

作品写真_コロピタ.jpg

0201形ケースの輸送及び荷役時の荷姿のころころ感を解消!段違い罫線箱同等の安定感に!
0201形ケースの輸送及び荷役時に感じられる「ころころ感」や不安定さを解消し、段違い罫線箱と同等の安定性を実現しました。梱包ラインでは、輸送時の荷姿を安定させるために、0201形ケースを段違い罫線箱へ変更して使用する場面が多く見受けられます。しかし、この変更により製造工程費が増加し、さらに圧縮強度の低下を補うために材質グレードを上げる必要があり、結果として箱の単価が大幅に上昇しています。そこで、0201形ケース特有の不安定さの原因を徹底的に分析・追求しました。外観上の中央部の盛り上がりだけでなく、内フラップが内容物を持ち上げる構造が、荷役時の「ころころ感」の主な原因であることを特定しました。「ころピタカートン」は、これらの原因を抑制することで、段違い罫線箱から0201形ケースへの置き換えを可能にし、安定性とコスト効率の両立を実現します。
※0201形ケース・・・ミカン箱のように上下をテープで止める、一般的な段ボール形式のことを指します
 

ロジスティクス賞
「【アスクル・ロハコ限定】カゴメトマトジュース 食塩無添加 200ml デザインBOX」

作品写真_アスクル限定カゴメトマトジュースデザインBOX.jpg

EC限定だからできる、くらしになじむデザインです。外装は成熟したトマトのみずみずしさを表現し、内側ではトマトが種から育つ様子を表現しました。開封する過程で徐々にそのイラストが現れます。開封部内側にもトマトがころがり出てくる様子を表現し、アクションごとに楽しめます。縦置き・横置きの両方に対応したデザインで部屋のスペースに合わせて置き方を選択できます。通常品が24本入りのところ、30本入りの大容量のため配送効率がアップし、CO2削減にも貢献しています。

輸送包装部門賞
「破れにくい手掛け穴」

作品写真_破れにくい手掛け穴.jpeg

本作品は、一般的な長円形の全開手掛け穴と比較して、水平方向の引張りに対して20%以上の強度を実現しています。トラック荷室などで箱を横方向に引きずる際、手掛け穴にかかる負荷によって破損するケースがありましたが、本設計により破れにくくなり、輸送時の安全性が向上します。
また、手掛け穴の破損対策として箱の材質を強化したり、補強部材を追加する必要がなくなるため、資材の削減にも貢献します。形状は上下対称で、上側・下側のどちらに手を掛けても高い強度を発揮する設計となっています
 

電気・機器包装部門賞
「電子ピアノの環境対応包装」

作品写真_電子ピアノの環境対応包装.png

オーストラリアやEUなどで進むプラスチック規制に対応するため、電子ピアノの梱包に使用していた石油由来のEPS緩衝材を廃止し、パルプモールド製緩衝材へ変更しました。これにより、1梱包あたりのCO₂排出量を35%削減することに成功しました。従来、電子ピアノのような長尺かつ重量のある精密機器へのパルプモールド緩衝材の採用は、構造的な弾力性や成形性の制約から困難とされてきました。しかし、パルプモールドの構造設計を工夫することで、輸送時の衝撃から製品を保護できる十分な強度を確保することができました。

関連情報
受賞実績
第64回「2025年ジャパンパッケージングコンペティション」において当社の作品が入賞!
公益社団法人 日本包装技術協会
2025日本パッケージングコンテスト 第47回 入賞作品一覧Ⅰ公益社団法人 日本包装技術協会